'99 Part 4

CRCI-20412


 オルケスタ・デル・ソルの新譜「パランテ!」がついに登場、日本クラウンから発売されている。98年に出ている「BRAVO」とはまるで違うコンセプトで、今回は入魂の一発録音なのだ!録音されている曲も昔から演奏されている"ESTOY COMO NUNCA"や"TIMBALERO"、"ELENA ELENA"などがある。そして最近演奏されている曲からは、"HAY AMORES"やEN CASA DE PEDORO EL COJO"などもある。キムチの骨太な歌、ペッカーの歌の世界、爽快なブラスセクション、森村 献の重戦車並みのピアノと遊び心いっぱいのパーカッション陣をぜひ堪能してほしい。Special guest artistには、Grupo Chevereのカンタンテ(歌手)岩村健二郎がコーラスで"EN CASA DE PEDORO EL COJO"に参加、その美声を披露している。
 ドラム、ティンバレスを録音する時は大抵、いろいろな場所に沢山のマイクが立てられて録音されるんだが、今回の場合はブース(楽器をセットしてある部屋)の鳴りを録る方向で、全部で4本くらいしか立っていなかった。でも、今までとは違う臨場感が録音されていて、より生音に近い感じになっている。そのへんの感じもぜひ聞いてもらうとさらに楽しめるのでは・・・。