97年5月アバコスタジオにて

プロフィール

 オルケスタ・デラ・ルスの元メンバー福本佳仁の呼び掛けで集まった若手ミュージシャン達によって結成され、1992年4月より都内のライブハウスにて活動を始める。現在までに3枚のアルバムを発表している。「細かい事にとらわれずに、好きな事をやる」とゆう精神のもと「踊れるラテン・ジャズバンド」を目指し日夜精進し続ける。


メンバー紹介

 福本佳仁(Tp,Fh)
オルケスタ・デラ・ルスのオリジナル・メンバーであり、ラテン野郎のリーダー。チカ・ブーンにも参加。ルイス’ペリーコ’オルティス、ロス・エルマーノス・モレーノス、ティト・ニエベスなど多数のサルサバンド、ミュージシャンと共演の経験を持つ。

 中路英明(Tb)
高橋達也と東京ユニオンのメンバーとして上京、オルケスタ・デラ・ルス、角田健一ビックバンド、その他にもジャズ、ラテンなどのセッションやスタジオ・ワークなどで活躍している。ジャズライフ誌にコラム「ラテンジャズ入門」を執筆していた。また現在は、自己のグループ「オバタラ」にてライブ、イベントetcで活躍中。97年には初リーダーアルバム「オバタラ」をリリース。好評発売中である。

 今尾敏道(Ts,Fl)
森寿夫&ブルーコーツ入団でプロとしてスタートする。その後、宮間利之&ニューハード、三原網木&ニューブリードを経てジャズ、ラテン、日本のポップスなど幅広く活躍中。また最近、家を購入。ローンの道のりは長い。現在、二児の父であり毎朝8時に子供を保育園に送るとゆう健康的な生活を営んでいる。

 池田達也(b)
菊地ひみこBANDを始めとして様々なセッション、レコーディングに参加。現在はMALTA&フェリーシアのメンバーとして活動の他、自己のバンド「たつやせっしょん」にて都内ライブハウスで演奏を行っている。

 佐藤英樹(Conga,Per)
4度にわたりキューバに行きアフロ・キューバ・パーカッションの習得につとめる。現在、オルケスタ・デルソルを中心にいくつかのバンドで活動している。

 山北健一(Bongo,Per)
アフリカン・パーカッションに影響を受けて以来、アフリカン、ラテン、ブラジリアン・ミュージックを学ぶ。サルサバンドではNORA&カジェヘーロスのメンバーであり、また、94年から95年には日野皓正バンドに参加。ライブ、セッション活動等も行っている。

 美座良彦(Tim,Per)
プロフィール参照

 津垣博道(Pf)
上田正樹、向井滋春、松岡直也、日野皓正、高中正義、小野リサ等、多くのミュージシャン と共演しアルバム及びツアーに参加してきた。また、森高千里、河合奈保子等、スタジオ・ワークで作・編曲家として活動。近年はミゲロマタモロス生誕100周年記念フェスティバル参加など、キューバ、メキシコでのコンサート活動でそのプレイに磨きをかけている。学校法人 東京ビジュアルアーツ 講師・顧問。

 


CD紹介


PCCY-00742

 '95年4月ポニーキャニオンのスイーカ・レーベルよりその名も「ラテン野郎」でアルバムデビュー。バンド結成から3年後に録音したものだがライブ感あふれる楽しげな内容になっている。ジャズのスタンダードでも有名なキャラバンやチュニジアの夜などもラテン野郎アレンジで録音されておりこれもGOOD。個人的には平田文一(ピアノ)作曲、編曲のLADY MAMBOとゆう曲がゴキゲンである。

 '96年5月セカンドアルバム「アドラシオン(憧れ)」をリリース。オリジナルメンバーでの最後の録音になる。コンパルサやチャチャチャ、ダンゾン、などリズムにもバリエーションがあり一枚を通じて楽しめるだろう。


PCCY-00961


PCCY-01131

 97年6月サードアルバム「ERA GOZA]をリリース。楽曲の半分を日本で、リーダー福本佳仁が単身でプエルトリコにて半分録音している。また1曲目のタッチ&ワイルド(このアルバムから参加のベース、池田達也氏の曲)ではフルートでデイブ・バレンティン、コンガ・トランペットでジェリー・ゴンザレス、トロンボーンでスティーブ・トューレが参加していて盛り上がっている。